市房山 2016.11.17

いちふさやま・1721m




西側山麓より市房山を見る。

歩行距離 7.3km
所要時間 7時間00分
累積標高差 (+) 1147m  (-) 1147m
コース キャンプ場駐車場07:50 → 鳥居登山口08:00 → 市房神社09:00 → 七合目10:35
 → 市房山11:35 → 七合目 → 市房神社14:00 → 鳥居登山口15:10 → 
キャンプ場駐車場14:50 




昨日は、尾鈴山を13:00に下山し国道219号線を経由して約90kmの距離を西に走り宮崎県から熊本県に移動し、錦町の道の駅「錦」に到着し車中泊する。

翌朝夜明けとともに道の駅を出発し、熊本県側の登山口がある07:30市房山キャンプ場の駐車に到着する。キャンプ場前にある案内板があり市房杉という杉の大木群あること初めて知る。しばらく舗装道を上り鳥居のある登山口に入る。登山口から1kmほど杉の巨木の森の参道を上っていく。市房杉と呼ばれるそれらの巨木は推定樹齢800年、幹回り6〜7メートルもある。間違いなく西日本一の杉の森(屋久島を除く)だ。素晴らしい!!

4合目にある市房神社に達する。神社の裏手にある登山道に入る。道は険しくなり次の一合目までが遠い。市房山は簡単に登れる山ではなかった・・・。
馬ノ背の痩せ尾根の急登を登り6合目に達する。7合目を過ぎると歩きやすい道になる。 葉が落ちたブナ林の稜線を過ぎ、山頂まであと5分。振り返れば歩いてきた稜線と人吉盆地などの大絶景が広がる。
急登を登り切りついに市房山山頂(1721m)に到着する。山頂からは360度の大展望が広がる。山頂北側に祖母山・傾山山系を見る。遠く北東側には雲仙普賢岳が微かに見える。隣りに大きく見える山は江代山であろうか。

昼メシの後、登ってきた道を下りキャンプ場駐車場まで戻る。スローペスであるため結局7時間もかかり14:30に駐車場に戻る。

下山後人吉市に向かい日帰り温泉を探すが、なかなか見つけることができず人吉の街の中をぐるぐる回っていると、偶然に銭湯のような建物を見つける。近くの医療センターの駐車場に車を停めさせてもらい、その「堤温泉」という公衆浴場に入る。番台は無人で監視カメラが設置されており入浴料金は200円。なかなかいいではないか。

温泉から出てすぐに人吉ICから九州自動車道にのり、最寄りの山江SAに入り今晩の車中泊の場所とする。4日間にたまったゴミの処理をさせてもらいスッキリとする。長期の旅に出た場合のゴミの処理は今後の課題だ。お金を払い処理してもらえるところがあれば簡単なのであるが・・・。

出発前に準備してエンゲル冷蔵庫に保存していた食料はほぼ無くなった。その冷蔵庫中は色々な食べ物の臭いが混ざり合い異様な臭いを放つ。脱臭剤を入れよう・・・。今回は4泊5日の旅になった。思えば先月末船を下りて休暇となって以来あまり家にいない日が多い。明日は、萩に帰ろう。


※ 〜道の駅「錦」〜 山江SA 〜 萩(自宅)までの走行ルート(走行距離 - 392km)



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今回の九州中部の山旅の行程
●1日目(11月16日)
10:00 : 萩・自宅発
中国自動車・九州自動車道・東九州自動車道・国道10号線経由
道の駅「宇目」で車中泊
●2日目(11月17日)
大崩山山行・未登頂(宮崎県)
宮崎県日向市の道の駅「日向」で車中泊
●3日目(11月18日)
尾鈴山登頂(宮崎県)
国道219号線経由
熊本県錦町の道の駅「錦」で車中泊
●4日目(11月19日)
市房山登頂(熊本県・宮崎県)
人吉温泉に立ち寄った後、九州自動車道・山江SAで車中泊
●5日目(11月20日)
移動日・九州自動車道・中国自動車道経由
太宰府市に立ち寄った後、16:00:帰宅
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終わり



市房山キャンプ場の駐車場に車を停める。


しばらく舗装道を上っていく。

キャンプ場前の案内板

鳥居登山口に入る。

深い森の中を登る。

再び鳥居を通過する。


市房杉と呼ばれる杉の巨木の上りが始まる。

平安杉

千手観音杉






林道終点に続く分岐を通過する。

↑大きな市房杉の切り株

内部腐り空になっている杉。危険!強風で倒れる可能性がある。

八丁坂石段を上る。

周囲は巨木の森

新夫婦杉(しんめおとすぎ)
地元では「お嶽さん}と親しまれ、古くから縁結びの神として知られる市房神宮の象徴として大切にされてきた夫婦杉が平成5年の台風でrたおれたため、その後継として命名された。

市房神社に達する。


そに手前に登山道が続く。


5合目に達する。道は険しくなり次の6合目が遠い。

ハシゴを登る。

・・・

・・・

馬ノ背を登っていく。6合目ので一休みする。

詳細な地図がある。

7合目の標識は倒れている。

難所を過ぎ、歩きや道になる。

ブナの森を登る。

・・・

・・・


9合目に達する。急登が続く。

左手に江代山(津野山)1607mが見えてくる。


振り返ると人吉盆地に雲海がかる。

後方を見る。遠くに見える山は白髪山(1417m)だろうか。

急登を登り息を切らす。山頂まであと5分。ここが頑張りどころ。

ようやく市房山山頂(1720.8m)に達する。

市房山山頂にて

市房山山頂の風景

市房山山頂の風景


北北東の祖母・傾山系を見る。

市房杉

市房杉

市房杉

市房山を後にする。




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